今回は、PMAgentを牽引する代表取締役社長であり、2児の“パパ”でもある梅津にインタビューを行いました。
大手企業での華々しいキャリアから、長女の誕生を機に突如決断した創業。そして月商ゼロ・負債4,000万円という壮絶な倒産危機からのV字回復。波乱万丈な経営者人生を歩みながらも、家庭ではどのように子どもたちと向き合い、仕事と子育ての両立を果たしているのか。仕事への姿勢、生き様、そして父親としてのリアルな本音をたっぷりと語ってもらいました。
【PROFILE-プロフィール-】
- 株式会社PM Agent 代表取締役社長 梅津哲豪(うめづ てつごう)
- 大手企業でのトップセールスを経て、長女の誕生を機に独立起業。倒産危機からのV字回復を経て、現在は「RIDE JOB」を牽引する長女7歳・長男5歳の2児のパパ経営者。
1. これまでのキャリアと生き様:娘の誕生が引いた「決断のトリガー」
——まずはじめに、これまでのご経歴と起業に至った経緯を教えてください。
大学卒業後、ITベンチャー企業(株式会社Speee)に入社し、新規事業の飛び込み営業やテレアポで全国を駆け回りました。1年目で全社新人MVPを受賞できたことは大きな自信になりましたね。その後、求人検索エンジン最大手のIndeed Japanへ転職し、企業向けのWeb採用マーケティング支援に従事しました。
順風満帆な会社員生活を送っていましたが、2019年に長女が誕生したことが人生最大の転機となりました。愛おしい我が子を抱いた瞬間、「この子に、挑戦し続けるカッコいい親の背中を見せたい」「自分の手で社会に新しい価値を創造したい」という強烈な使命感が湧き上がってきたんです。そしてなんと、娘が生まれた翌週に会社へ退職届を提出しました。
周囲からは「一番辞めちゃいけないタイミングだろ!」と驚かれましたが、迷いはありませんでした。そうして2019年11月に株式会社PM Agentを創業しました。
——起業後、大きな困難もあったと伺いました。
創業後の採用コンサルティング事業は一時月商3,000万円まで拡大したものの、私のマネジメントの未熟さから組織崩壊を招き、2023年春に主要取引先との契約が解除され、翌月の売上が一瞬で「ゼロ」になりました。手元に残ったのは個人の全資産を売却しても消えない約4,000万円の重い負債だけでした。
自己破産も頭をよぎる暗闇の中で、私を救ってくれたのは「ここで終わるのならもったいない、もう一度一緒にやろう」と本音で支えてくれた仲間や投資家の方々の言葉でした。
そこから経営者としての「あり方」を根本から見直し、「数字追及」から「人に向き合う(心理的安全性)」組織づくりへと全舵を切りました。そして日常で感じた「タクシーが捕まらない」という不便さから、業界特化型転職支援サービス「RIDE JOB(ライドジョブ)」を立ち上げました。2024年には、法改正に合わせて大手タクシー会社様(三和交通様)へ業界初となる『特定技能』外国人ドライバーの入社・稼働を成功させ、見事V字回復を遂げることができました。
2. 現在の仕事と子育て:朝の時間に全力を注ぐ夫婦のチームワーク
——現在のお子さんの年齢と、ご家庭でのリアルな生活スタイルを教えてください。
現在は7歳の長女と、5歳の長男の2人の子どもがいます。
夜は仕事や会食で帰宅が遅くなることもあるため、その分「朝の時間」にできる限りのことを集中して行っています。以前は小学生の娘と保育園の息子の送迎を夫婦で分担していましたが、最近は娘が1人で登校できるようになり、毎朝の保育園送りを原則僕が担当しています。
また、朝のうちに洗濯、洗濯物を干す、食器洗いといった家事をできる限り済ませてから出社するのが日課です。平日も週に1回は必ず家族全員で夕食を食べる時間を作り、お風呂も子ども達と一緒に入るよう意識しています。土日についても仕事が入ることもありますが、週末の半分程度はしっかり子どもと過ごす時間に充てています。
——子育てをする中で「大変だな」と感じる瞬間や、乗り越え方はありますか?
一番大変なのは、やっぱり妻の体調が悪くなった時ですね。 子どものお迎えから食事の用意、お風呂、寝かしつけまで全自動でワンオペ対応しなければなりません。実際に自分でやってみるとその大変さが身に染みますし、普段家事や育児を支えてくれている妻には本当に感謝しかありません。頭が上がらないですね。
また、急な子どもの体調不良や学校行事などが入った際も、PMAgentでは自分自身でスケジュールをコントロールしつつ、チームのメンバーと協力しながら柔軟に対応できる環境を整えています。
3. 子育てとキャリア:親として見せたい背中と、子どもから貰う「心の余裕」
——お子さんが生まれてから、仕事への向き合い方や考え方に変化はありましたか?
子どもたちが大きくなるにつれて、「一緒に過ごせる時間を一秒でも大切にしたい」という気持ちが強くなりました。
同時に、日常の態度や振る舞いを通じて、子どもたちに**「仕事って本当はすごく楽しいんだよ!」**という模範を示したいと思うようになりました。疲れた顔をして帰るのではなく、いきいきと挑戦している父親の背中を見せたいですね。
——父親になって、自分自身が成長したと感じる部分はありますか?
たくさんあります。例えば、子どもと一緒に動物園や水族館へ行く機会が増えたのですが、自分一人では体験しなかったような自然や動物に触れることで、心が豊かになりました。
子どもを通して得られる体験や純粋な笑顔は、日々の忙しい仕事の中でも「心に余裕と寛容さ」を持たせてくれます。それが結果として、社員や求職者の方々へ寛容に向き合う姿勢や、良い意思決定にもつながっていると感じます。
——「父親として、仕事を頑張っていてよかったな」と実感する瞬間は?
子どもたちが、僕がYouTubeや新聞・メディアに出ている姿を見て憧れを抱いてくれて、保育園の先生やお友達に「うちのパパ、新聞に載ったんだよ!」と自慢してくれていると知った時ですね。素直にめちゃくちゃ嬉しいですし、「もっと頑張ろう!」と力が湧いてきます。
4. PMAgentで働いて感じること:家族を大切にしながら挑戦できる環境
——PMAgentの職場の雰囲気や、子育て中の社員に対する環境についてどう感じていますか?
私自身が子育て当事者であるため、メンバーがご家族やお子さんの事情で相談したい時も、気兼ねなく相談しやすい雰囲気があると思います。
PMAgentでは「心理的安全性」を非常に大切にしており、お互いの状況を理解し助け合う文化が根付いています。単に作業をこなす組織ではなく、社員一人ひとりの人生やキャリアに真剣に向き合い、互いに成長し合える土壌を作っていきたいと考えています。
5. これからの未来:代表として描くキャリアとビジョン
——今後、PMAgentで挑戦したい仕事や、代表として目指すビジョンを教えてください。
経営者としての大きな目標は、PMAgentの事業をさらに成長させ、年商10億円、そして100億円規模の会社へと飛躍させることです。
現在展開しているタクシー・自動車整備士特化の採用支援「RIDE JOB」を通じて、日本の交通・物流インフラの崩壊を防ぐだけでなく、地域社会にとって「なくてはならない存在」になりたいと考えています。さらに、私自身の台湾ハーフというルーツを活かし、外国人プロ人材の自社教育施設(日本語学校)の設立や多文化共生社会の推進にも全力で挑戦していきます。
私自身が経営者として成長し続けることで、会社を大きくし、社員にも、そして自分の家族にも誇れる未来を創り出していきます。
子育てをしながら働く方々へメッセージ
「子どもの成長って、本当に一瞬なんですよね」。
だからこそ、子どもと触れ合える今という時間を全力で大切にしてほしいと思います。親が子どもに「何かを教える」場面も多いですが、実は親側が子どもから教わったり、気づかされたりすることの方が遥かに多いと感じています。
家庭でも仕事でも、互いに刺激を受け合いながら、親子で一緒に成長していけたら最高ですよね。PMAgentも、そんな挑戦するパパ・ママを全力で応援し、共に歩んでいきます!
最後に:挑戦と家族、その両方を大切にできる場所へ
経営者として情熱をもって挑戦し続けながら、家庭では子どもたちの成長に寄り添う父親であり続ける梅津。
株式会社PM Agentは、これからも働く一人ひとりの人生と家族を尊重し、挑戦するすべてのメンバーと共に成長できる組織づくりを目指してまいります。

